2016年01月20日
急性腰痛症といわれても、ピンとこない人が多いはず。
では、「ぎっくり腰」なら分かりますよね。
ぎっくり腰の正式な診断名が、急性腰痛症です。
急性腰痛症は、重い荷物を持ち上げた瞬間や、腰をひねったとき、くしゃみやせきなどの何気ない日常生活の中の些細な事がきかっけとなってしまう急性の腰の痛みです。
ただ、急性腰痛症の中には、ヘルニアなどを起こしている可能性も高いので、自己判断せず、お近くの接骨院、整形外科を受診するようにしてください。
ここでは、急性腰痛症の症状や対処法等を紹介します。
【急性腰痛症(ぎっくり腰)の症状とは】
急性腰痛症は、人によって発症のタイミングが全く異なります。
例えば朝、いつもどおりに顔を洗おうと、前かがみの姿勢になった時に「グギィ」と腰に強い痛みを感じる方もいます。
また、キッチンで、ぬかどこを持ち上げようとした瞬間に「ピキーン」と激しい痛みに襲われる人もいるでしょう。
さらに、くしゃみやせき、赤ちゃんにおっぱいをあげているときなど、さまざまなシーンで発症します。
症状についても個々によって異なりますが、動作にともない強い痛みが出るのが一般的です。
では、よく見られる症状をあげてみます。
・腰に激痛が走り、身体を動かすのが困難。
・時間の経過とともにじわじわと強い痛みが発生する
・布団に横になると身体を起こす事ができない
・身体をまげたり、そらすなどの行動がとれない
・歩けない
・くしゃみやせきが腰に響く
・寝返りがうてない
【急性腰痛症になったらどうする?】
急性腰痛症(ぎっくり腰)に突然襲われたら、次のように冷静に対処しましょう。
色々な治療法がありますが、もっともスタンダードな方法が、RICEです。
これは、急性腰痛症だけでなく、怪我全般に対応できる処置方法なので覚えておくといいでしょう。
RはRESTで安静にする、IはICINGで冷やす、CはCONPRESSIONで圧迫する、EはELEVATIONで挙上です。
これを元に対処すると、まずは身体を過度にうごかさないよう安静にしましょう。
といっても、動かすのが苦痛なはずなので、痛みが緩和されるまでじっとしているのがベストです。
横向き、ひざを曲げるなどの姿勢が最も楽だといわれています。
炎症の部分は熱がありますので、冷湿布で、冷やしましょう。
ただし、冷やしすぎも禁物なので、1回5分から10分を目安に外しましょう。
患部の熱が取れてきたら、今後は、コルセットやサポーター等で固定します。
この段階で、身体を動かす事ができれば、お近くの接骨院で正しく施術してもらうといいでしょう。
すぐに治療に通うことが出来ない場合は、2、3週間は、ムリな運動を控えるようにしてください。
【急性腰痛症にならないためには】
急性腰痛症は、筋肉のこり、疲労、ストレス、運動不足などが原因です。
日ごろから、適度な運動を取り入れたり、疲れを取り除く、ストレス解消などの対策は必要不可欠です。
その他、身体の歪みが気になる方は、急性腰痛症になりやすい傾向にあるので、定期的に骨盤矯正を接骨院で受けるのも早期予防の近道です。
急性腰痛症は、一度発症すると、再発の危険性も高く、また別の症状を引き起こす原因にもなるので注意をしてください。
福井市 急性腰痛症なら、「(有)まえだ接骨院」にお任せください。
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