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2018年02月09日
【大腿骨頭すべり症の症状と原因】
大腿骨頭すべり症には、大きく分けて2つの症状があります。
・急性型
急性型は、ヒザや股関節、臀部に強い痛みが発生し歩けなくなってしまいます。
関節の異常が発生してしまい、下肢のねじれや股関節のねじれの影響で運動が困難になってしまうこともあります。
・慢性型
慢性型の場合、強い痛みは発生しにくい状態であり、少しずつ進行していきます。
大腿骨頭すべり症は、股関節の痛みや違和感に思えることから始まります。
そのまま放置していると股関節の軟骨がすり減ってしまい、さらに悪化してしまうことがあります。
おかしいなと思ったら、すぐにケアをして改善することが大事となります。
大腿骨頭すべり症の原因は、以下が挙げられます。
・急性型
急性型は、運動や転倒などの衝撃によって発生してしまいます。
・慢性型
慢性型は、肥満やホルモンの異常など体質による原因が大半です。
肥満やホルモンの異常が発生してしまうと、骨端線の成長終了が遅れてしまい、強度の弱い時期が長くなってしまうことで発生してしまいます。
【大腿骨頭すべり症の予防と治療方法】
大腿骨頭すべり症は、予防法をすることでなりにくい体質になることができます。
どのようなポイントがあるのか、ご紹介していきます。
・転倒や外部からの強い衝撃を受けない
転倒や外部からの強い刺激を受けることで、関節の異常が発生してしまいます。
体に強い衝撃を与えないように心がけ、関節に負担を与えないようにしましょう。
特にスポーツをしている人は、関節に大きな負担を掛け過ぎないように注意して行うことをオススメします。
・肥満を改善する
肥満は関節に大きな負担をかけてしまうので、大腿骨頭すべり症になりやすくなってしまいます。
身長に対して適切な体重とし、肥満を解消しましょう。
・ゴールデンタイムは熟睡する
22時~2時のゴールデンタイムは熟睡することで、成長ホルモンの量を増やすことができます。
この時間に熟睡をしないことで、成長ホルモンが生まれにくい体質になってしまいます。
成長ホルモンの異常は大腿骨頭すべり症へと響かせてしまうので、成長ホルモンを増やすよう寝る時間に注意しましょう。
また、大腿骨頭すべり症の治療は、基本的には整骨と手術となってしまいます。
既に関節部分の滑りがひどくなっている状態なので、治療には緊急性を要します。
・牽引による治療方法
牽引で関節の骨のずれを改善させ、適切な骨の位置へとみちびきます。
骨のずれが軽度の場合、牽引で改善が可能となります。
・軽度の大腿骨頭すべり症手術の場合
大腿骨頭すべり症が軽度の場合は、そのままの位置でねじで固定する手術を行います。
・重度の大腿骨頭すべり症手術の場合
重度の場合は、骨を切る矯正骨切り術が必要になる場合があります。
いかがでしたでしょうか。
大腿骨頭すべり症は、軽度な状態に治療を行うことが大事となります。
手術となる厄介となってしまうので、手術にならないよう早期に治療やケアを行うようにしましょう。
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