福井市 関節痛
2022-04-12 [記事URL]
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関節痛はさまざまな原因で発症します。
朝起きたとき、長時間同じ姿勢でいると関節に痛みがある。
歩いた後、ひじやひざ、指の関節がうごかしにくい、痛みがあるという場合も関節痛を疑うといいでしょう。
ただし、関節痛といっても、変形性関節痛と、関節リウマチ、過度の運動による関節障害と大きく3つのタイプに分けられ、それぞれに対処法が異なるため、自己判断で安易に考えてはいけません。
ここでは、3つのタイプの関節痛を紹介します。
【関節痛タイプ1・変形性関節症】
関節痛症の中でもっとも多く、老化が原因なのが、変形性関節症です。
関節の動きは、クッション性の高い軟骨があることでスムーズに働きます。
しかし、加齢により軟骨は徐々に磨り減り骨と骨を直接ぶつけてしまうため、さまざまな炎症を起こします。
変形性関節症でもっとも起こりやすいのが全体体重の負担がかかるひざで、立ったり、座ったりの動作で痛みを感じます。
加齢が原因ですが、それに加え、以下の症状の方は、変形性関節症による関節痛が起こりやすいので注意が必要です。
・肥満体型
体重が重い分、ひざにかかる負担も深刻です。
・運動不足による筋力の低下
加齢に伴い身体を動かす機会が減ってしまうと、筋力は次第に衰え、身体を十分に支える事が出来ません。
そのため、骨に大きな負担がかかり、関節痛になりますので、筋肉トレーニングなどの運動は必要です。
・骨盤の歪みや猫背、O脚
身体の中心に位置し、上体と下半身のバランスを担う骨盤の歪みは、ひざへの負担が大きくなります。
また、ゆがみによってO脚やX脚、猫背などの姿勢のゆがみを作ってしまい、軟骨の変形やすり減りを早めてしまいます。
骨盤矯正や猫背、O脚は、接骨院等で確実に改善できます。
関節痛の症状が悪化する前に、一つでも関節痛の要因を改善できるよう努めてください。
【関節痛タイプ2・関節リウマチ】
関節リウマチとは、自己免疫疾患で、症状は変形性関節症と同じで、関節痛を伴います。
通常免疫機能は、自分の身体を守るため、外的細菌の侵入を防ぐ役割を担っています。
しかし、異常をきたすと、自分で自分の身体を攻撃するようになり、それが原因で関節リウマチを発生。
なぜ、自分で自分を破壊する行為に走るのか、今のところ多くは分かっていませんが、進行すると関節の組織が壊され、関節痛や腫れがひどく、場合によっては指の変形をもたらし、日常生活に支障をきたします。
関節リウマチは、早期に発見し、早期治療を受けるのが最大のポイントです。
完治ではなく、いかに症状の進行を食い止められるかの治療となるので、症状を見逃さないようにしましょう。
関節痛をともなう関節リウマチの主な特徴は、原因不明の微熱や倦怠感、手足の指のこわばり、腫れ、痛み、体重の減少や貧血、腎臓障害が起こります。
初期の段階で、朝起きたときの手足の強張りは、代表的な症状なので、早めに関節リウマチの医師に相談するようにしましょう。
【関節痛タイプ3・関節障害】
中高年に多く見られるのが、スポーツによる関節痛です。
これまでほとんど運動らしい運動をした事がない中高年がいきなり運動をし始めることで身体がそれに対応できずに負担がかかるのが原因です。
ウォーキングやジョギング、ゴルフにテニスなどのスポーツが多く、十分な筋力や体力がないのにはじめからムリをするのは禁物です。
特に歩く、走る、という動作は、日常生活の歩行時の何倍もの負担が関節に加わります。
関節障害による関節痛を予防するには、運動前後のストレッチ、準備運動はしっかりと行なうのがポイント。
またはじめからムリをしてはいけません。
クッション性の高いシューズを選び、運動後の疲労回復はしっかりと行なうようにしましょう。
福井市 関節痛なら、「(有)まえだ接骨院」にお任せください。