福井市 椎間板ヘルニアと姿勢の関係
2022-02-22 [記事URL]
● 当院ではお客様の健康と安全を考慮し、今般の新型コロナウイルスによる感染症への対策にあたっております。院内の換気・消毒強化をはじめとした衛生対策に加え、経由地や健康状態の確認など、お客様にもご協力をいただいております。また、施術者はマスク着用を義務付けています。
何卒、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
「ヘルニア」の一番の原因は姿勢の悪さ?
「ヘルニア」と言う言葉を聞いたことのある方は多いでしょうが、どのようなものなのかをご存知でしょうか?
実は、本来あるべき部位から体内の臓器などが脱出・突出した状態のことを指して、脱腸やでべそなどもそのひとつなのです。
整形外科的に良く知られているのは、椎間板の一部が押し出されて突出した状態ですが、その他にも首の椎間板や背中の椎椎間板にも起こるのです。
症状は体のどの部分に発症するかで違ってきますが、主に神経を圧迫されることにより起こるしびれ・皮膚感覚が鈍る・筋力が低下するなどがあります。
また、体の角度(姿勢)によって激痛が走ったり、慢性的な鈍痛があったりするなど様々です。
症状と同様に原因も様々ですが、最もよく見られる原因は、日常生活からくる背骨・骨盤の歪みです。
例えば、デスクワークで背中を丸めてパソコンに向かって仕事をするとか、長時間運転をするとかがあります。
このように、偏った姿勢や長時間の同じ姿勢が原因としてつながっていくのです。
もう少し具体的につながりについて説明すると、まず悪い姿勢を繰り返すことで背骨や骨盤にズレや歪みが生じやすくなってしまいます。
その結果として骨盤がズレたり歪んだりすると体のバランスが乱れて全身が歪んでしまいます。
そして歪んだ部分に強い圧迫がかかってしまいクッションとなる椎間板が押し出されて神経を圧迫して症状が起こるのです。
また、それをかばうためにまた体が歪むと言った「歪みの悪循環」も起こってしまいます。
その他にも加齢的な要因や骨の老化などで発症することもありますが、「姿勢の悪さ」が原因で起こることが圧倒的に多いのです。
次に整形外科的に良く知られている頚椎椎間板と腰椎椎間板のヘルニアで起こる症状について、もう少し具体的に説明します。
頚椎椎間板の場合は症状が多岐にわたって、首が動かせないような痛みから始まることが多くて、その他にも肩・上腕・肩甲部の痛みやシビレ・脱力感が起こります。
また、その痛みやシビレの症状は腕から手にも現れてきますし、重度の場合には両手や下半身にまでおよびます。
その結果、物がつかみづらい・物を落とす・足が突っ張るなどと言った症状に進行することもあって、歩行障害や尿失禁などの症状が起こることもあります。
その他、頭痛・めまい・吐き気・耳鳴りなどの症状も起こってくることがあります。
腰椎椎間板の場合は、腰・お尻・足にかけて坐骨神経痛のようなシビレや痛みが起こりますし、痛みやシビレの起きる部分の筋力の低下もみられます。
また、くしゃみや咳をした時に激痛に襲われたり、症状が悪化すると排尿困難になったりする場合もあります。
立っていることが辛くて困難になって、横になっているのが楽と言った状態になってしまう特徴もあります。
このように辛い症状を予防・改善するには、日常生活の中で正しい姿勢を意識して改善していくことが重要です。
ただ人間の体は悪い癖を覚えていて、それが楽な姿勢と思うためになかなか改善するのは難しいものです。
ですから、整骨院などで治療することにより体に正しい動きや正しい位置を教えてあげることも必要です。
福井市 ヘルニアと姿勢の関係なら、「(有)まえだ接骨院」にお任せください。