福井市 背中の痛み、帯状疱疹(ヘルペス)
こんにちは、院長の前田です。
先週は時節柄か、変わった症状の方が続きました。日常の臨床に立つと決して珍しい事ではありませんが・・
木曜日の初診の方で、背中が何をしていてもすごく痛いという方が来院されました。
しかも、検査の際本当に座っている時、仰向けの時、腕を動かす時あらゆる時に痛みを訴えられています。
決め手は背中を触った時の痛がり方が強い事。聞いてみると触られると激痛とのこと。
この方男性だったこともあり(男性女性といってられませんが)すぐ背中を直接見せてもらうと・・独特の泡状の粒粒が一帯に発生しています。
帯状疱疹(ヘルペス)の疑いありとの判断ですぐ皮膚科の方へ受診していただくことにしました。
そして今日ご連絡くださり「やはりヘルペスでした」とのこと。しばらくは皮膚科さんの方で経過を診ていただくことに。
帯状疱疹(ヘルペス)は疲労(物質)が一杯になると抵抗力、免疫力が低下し、神経にウイルスが侵入し、もともと体内に存在するヘルペスウイルスと結合することで発生します。
粟粒上の粒粒が発生し、肉眼で分かる物からルーペで見ないと確認できない物まで様々で、痛みはひどくなるとやけど跡を触られるかの如く激痛を伴います。(私も経験し、苦しみました)
理論上、二度目は発生しないというお医者様もいらっしゃられますが、二度、三度発生します。(私は四回なりました。)
場所は、背中、脇腹、胸(肋骨沿い)、後頭部、耳の後ろ付近、陰部等が特に多く発生しやすいとされます。
前述の通り疲労(物質)の蓄積等、抵抗力、免疫力が落ちた時に発生しやすいので、日常の管理は今の時期だからではありませんが、特に大事だと思われます。
と、同時に普段と変わった症状が気になる時は直ちに受診されることをお勧め致します。
次回は別の症状についてですが続きがありますので、改めて記載したいと思います。
福井市 (有)まえだ接骨院 院長 前田 一博