福井市 腰痛、しかし病院の検査で異常なしの40歳代男性の事例
こんにちは、前田です。
先日、「腰が痛いんですけど、病院でレントゲン、MRで診てもらったのですが異常はないと言われたんですけど、ずっと腰痛いままなんです。」と、お悩みの方が来院されました。
今回と同じようなケースの方は、当院には多くいらっしゃられています。
まず検査を行い、体の傾き・ゆがみを確認、腰の検査、今現在の負担の出所はどこか、体内の疲労度の確認などを一通り診てゆきます。
確かに腰に形体上の異常はなさそうですが、一通り確認しながら施術を進めてゆきます。
話をもっと詳しく聞くと、常時腰にズッシリした感じがあり、仕事中に痛みが強くなってくるとのこと。
施術を一巡した所でストレス検査を行います。これは体各部に重しをのせ、重さに対し支持出来ている所は反応なく、支持出来ていない所は周辺の筋肉は緊張状態となります。
つまり、支持出来ていない所が今回の症状の発生源のひとつと想定されます、が、こちらのお客様、体のどこも反応なし、病院での検査の通り、骨格に関する異常はないということになります。
しかし、ひとつ過剰な反応をするところがありました。
頭部です。こちらにストレスを加えるとたちまち筋肉の緊張反応が上昇するではありませんか。
お仕事でも役職上の責任が重く、毎日がプレッシャーだそうです。常に頭が締まりやすいのですね。
体は頭に支配されている関係上、頭が緊張すると体も緊張します。その力の向かう先がこちらのお客様の場合腰であったという事例です。
体と頭の関係は生きている限り切ることはできません。とにかく極まった疲労を何とかしたい所です。この場合痛みは強く出現します。
もちろん、一番の近道は適切な治療、施術を受けることなのはいうまでもありません。
病院で検査をしても原因が分からなくお悩みの方は、ご相談いただけたらと思います。体全体から調べると負担の向く先がお分かりになるかと思います。
福井市 (有)まえだ接骨院 院長 前田 一博