福井市 肩こり・腰痛、腕・足の痛み 悪いのはどこでしょう?の事例
こんにちは、前田です。
以前にも載せました記事で、私の先輩である福島県郡山市のくわの接骨院院長の佐々木先生と今でも度々電話で話す機会があるのですが、よく話題に出るのは「このケースで痛みがあるところをよくするには」「全然違うところに原因あったりするよね」「駆け出しの時はそれが把握できないため上手くいかないこともあったよね」といったことをよく話します。
旧態依然の考え方ですと「痛いところが悪いのであろう」との考え方による手法。
しかし、佐々木先生と勤務していたころはその手法が主で、うまくいかず毎日、日をまたいで手技技術の練習をする毎日でした。
毎日が午前様の連続でした・・
そこでたどり着いたのは、「体がどのようになっているから痛みがでるのか?」ということでした。
私共セラピストのサガですが、うまくいったことよりも上手くいかなかったこと、大変だったことのほうが記憶に残っていることが多いです。
そこで、今日のお客様への説明中、「痛みは左にでてますが、その痛みを発生させているのは右側です」と話したところ、そのような説明は初めて聞いたとのこと。
もちろん、様々な客観性を持った検査を行っての上でです。
このケース、痛みのある個所を中心にやりすぎると逆に負担し過ぎる形を強め、痛みが悪化する場合があります。
そこでお客さまも腑に落ちたようで、施術後症状軽減にて本日は検査で確認後ここまで、次回以降回復力を早めていきましょうということで次回に繋げていただきました。
そのお客様が発したお言葉は、「今まで色々治療してきたけど、状態が変わらないか、逆に痛みが強くなるかのどちらだった。今日の説明でがてんがいった。」とおっしゃられていました。
20年前ですと私も同じことをしていたかもしれません。
ただ、主観的な部分では確定要素に乏しく、あくまで客観的に確定できる検査はお客様の理解を得るため、又、今の状態を把握していただくため、私にとりまして現状を把握するために必要不可欠なことだと改めて認識した次第です。
今後も必要なことは検査、説明、施術と皆様にも共にシェアして行きたいと思います。
福井市 (有)まえだ接骨院 院長 前田 一博