福井市 急性の腰痛の回復について
こんにちは、前田です。
先週の水曜日、前日にぎっくり腰様になり、腰を曲げて来院された女性のお客様ですが、かなりの激痛で歩くのもやっとです。
問診の後検査に入りますが、腕を触るとすごい膨張感と共に、どこを押さえてもとても痛い模様。と同時に激痛の為寝ることができません。
「何か吸いつくもの又は締めるもの身につけていませんか?」の質問に「ガードル着けています。」とのことで、まず外してもらいます。これだけでも相当痛みが引きやすくなります。
次いで水を用意しましたが、飲めないとのことで、無理させず断念。(本当はその場でコップ三~四杯位の摂取できると痛みの緩和に役立ちます。)
その後の施術にて、痛みは来院時と比べ半分以上引き、歩きも普通に戻った所でその日の施術は終了。気をつけていただく事を指導して五日後に来院を提案しました。
が、次の日に「痛みが引いたのでお仕事頑張りすぎたら、夜寝られないほどうずいて・・」との事で木曜日に再診。
椎間板ヘルニアを疑うような腰の腫れ、痛みの度合いを示していますが、検査にてヘルニアの反応は出ていません。
そこで、施術にて炎症の処理と回復力を施行し、今回は施術も大事ですが自宅での管理をしつこいほど再指導。
今日来院した時は「もう痛みはかなり引きましたが、もうなるの嫌なのでしっかりよくしたいと思います。」とのこと。
今回のケースにおいては悪かった点は、強い痛みが引いた段階で無理をすることで炎症を再発させてしまったこと、これは、私も見通しが甘くもっとしっかり指導するべきでした。
逆に回復に向かったポイントは、ガードル等の吸いつく物、締める物をはずした事、水を無理にでも採って頂いた事、再発後は極力安静で頂けた事等があげられます。
回復に向かう、逆に悪化する時はたまたまなるのではなく、必ずその様になる過程、形があります。
中々回復しない方は、お一人で悩まずにご相談頂けたらと思います。必ずそうなる原因があるはずですからね。
福井市 (有)まえだ接骨院 院長 前田 一博