福井市 腰部脊柱管狭窄症の手術後の強い痛みから回復に向けての事例
こんにちは、前田です。
昨年9月に腰部脊柱管狭窄症の手術を受け、回復に向かうはずが痛みが引かず、2月上旬に来院された方の事例でございます。
初診時は日常生活の動きがとても苦痛で、このような状態がずっと続いていたそうです。
立つとき、歩き始め、座る際、寝るとき等・・とにかく苦痛
よく辛抱できましたね、の問いに今まで色々な医療機関に受信したけど、快方に向かわず手を尽くしたとのこと。
今回のお客様の場合、色々検査を行い原因になりうるところが多数みられ、
1.骨盤、体幹のゆがみ(構造的な負担を発生させます)
2.体内の炎症の処理が追いついていない、体内の冷却水である水が不足している(炎症物質の処理力低下による炎症症状の増幅)
3.コルセットをガッチリ締めていることで体の痛みが増幅(体内の圧力の上昇により痛みの感覚が過剰に強くなります)
4.脳内の形状記憶(骨格、筋肉をよくしても、脳の記憶するところに体を戻してしまいます)
以上が主に強く作用し、骨格・筋肉の問題だけでは解決しない重度のケースに該当する可能性としてご説明。特に脳内の形状記憶が強く関与する場合は根気が必要になります。
今回のお客様は私のブログを見ていて下さっていて、水の補給をより多く摂取、締めるものを外す(勇気がいりましたとのこと)、こちらをご理解されていて熱心にしてくださったおかげもあり、3回目で最初が10の痛みだとすると3の痛みの強さまでひいてくれたとのこと。
しかしあの痛さの恐怖から、無理な体勢はとりずらいのでしっかりケアされたいとのこと。
苦痛の記憶は簡単に消えるものではありません。(私も何度も経験してきました)
今だから言えるけどと話されたのは、ほとんど諦めていたのでここまで回復するとは思わなかったとのこと。
改めて思うことは、気力と回復力という体力が働くことの大切さ、それと回復に必要な条件の重要なこと。
様々な症状に苦しんでいる方にこそ、一人で悩まず当院にご相談していただけたらと思います。
解決に向けて取り組むよう、様々な点から対処させて頂きます。
福井市 (有)まえだ接骨院 院長 前田 一博