福井市 体のゆがみ 急性の痛みについて
こんにちは、院長の前田です。
先日の郡山市からいらっしゃられました、くわの接骨院の佐々木先生と八木沼先生との研究会は非常に有意義なものになりました。
佐々木先生は、群馬県太田市の浜町接骨院で勤務していたころの先輩で、今でもいろいろ勉強させてもらっています。
一つの症状を体全体から解析していく考え方も全く一緒なので、非常に話がまとまるのが早いです。
そんな私、佐々木先生と八木沼先生に施術してもらいその感想を聞くと、全体のゆがみがひどい、体ごりごりとのこと。自分ではあまり感じないんだけど・・
ん、ちょっと待った、この言葉普段よく聞くぞ?!
そうそう、体のゆがみ強く、寝違い、ぎっくり腰、急に腕が上がらなくなる等、急性の痛みを発した方。
ほとんどの方に共通することは体がしっかりしている、脳が感じるストレス耐性が高いこと。だから負担に感じないままどんどん処理が追い付かない疲労をストックしてゆき、限界を超えたところで体に大きな悲鳴が、ついに強い症状を発します。
強い事はすごくいいことなのですが、痛み、違和感、疲労感等、これらは体の信号のようなもので、感覚に現れないとストッパーがきかなく、疲労から炎症症状に転じてきます。体に現れる感覚はとても重要になってきます。
一般に痛みのでる負担量は、強い方にはせいぜい重い、疲れぬけない位にしか感じないと思います。
したがって、疲れが抜けない、体が重い、いつもと感じが違う、いつもより疲れが抜けない・・といった感覚は強い痛みを発する前触れの注意信号となるケースが多いです。
(かく言う私も10年以上前は、注意信号を無視しイケイケでやり続けた結果、何度もひどい目に遭いました。そのおかげで今では注意信号を感じるようになりました。)
再度、しつこく繰り返しますが、痛くないけど、疲れが抜けない、体が重い、いつもと感じが違う、いつもより疲れが抜けない、といったことを感じましたらご注意くださるよう、喚起していきたいと思います。
(有)まえだ接骨院 院長 前田 一博