福井市 交通事故時の「むちうち損傷」について
最近よく目にする交通事故による「むちうち」について説明いたします。
むち打ち症では首が痛むというケースが多いです。
しかし首の痛みのみではなく様々な症状が発生することがあります。頭痛や肩こり、背中の痛みなどが慢性的に感じたりめまいや吐き気、慢性疲労等もむち打ちが原因になっていることがあります。
さらに症状が悪化すると手や足が不自由に感じるようになったり自律神経失調症など、精神的な障害まで引き起こされることもあります。
ここで、事故による症状なのか、日常生活で悪くしたのか、ご自身では分からないと言ったケースが発生することもあります。
むち打ち症は頚部の筋肉やじん帯、関節包の損傷などにより引き起こされます。
むち打ち症で頚部を損傷すると首を動かすことで激しい痛みを感じます。
首の神経は脳に直結しているので状態によりめまい、自律神経失調症、うつ病、パニック障害などの症状が引き起こされてしまうこともあります。
「むち打ち症」の自覚症状が現れるのは事故から2~3日後に強くなることが多いのですが、人によっては一週間以上経ってから現れる場合もあります。
このような場合、頭痛、めまい、吐き気等の症状の原因が交通事故によるものと認識しないこともあるので注意をし、適切な処置をされることが大切です。
福井市 (有)まえだ接骨院 院長 前田 一博