福井市 腰痛の回復が進む条件、進まない条件(2)
前回に続き、腰痛の回復が進む条件、進まない条件のうち、
・ 頭、お顔の立ち位置はしっかりと立っているか、立っていないか
について。
頭部(お顔を含め)は体のてっぺんに位置し、力学的にてっぺんが傾けば全体(脊柱という柱)が傾く力を発生します。
その柱が傾く力を支えている所(筋肉)に症状を発することは、臨床上とても多く遭遇します。
このケースは病院でレントゲン、CT,MRIをかけても「骨には異常ありません」といわれることが該当します。
この場合は、傾きの発生源である頭部を立てる、若しくは下がらないようにしないと脊柱を整えても同じ傾く負荷がかかりっぱなしとなる為、運動機能は回復しても痛みの感覚は変わらない、という現象を引き起こします。
上記のことが全てではありませんが、大切な条件の一つとなります。
上記のことを理解し、身についた方はやはり回復は早いです。
今後とも、このことは大事なので繰り返し発信していきたいと思います。
福井市 (有)まえだ接骨院 前田 一博