福井市 ぎっくり腰、寝違え、急性の首・腰の痛み
こんにちは、院長の前田です。
先週より、時節柄消費される量が多いのではないかということで、必ず施術前に体に対して、水分、電解質の経口水(さくっと言うとスポーツ飲料ですね)がどう反応するかを調べています。
これに体が反応しなければノーマルで回復も速やか、反対に反応した場合、症状が後を引きやすく、回復が緩慢になることもあります。
水分に関しては度々話題にしているので今回は電解質について、この時期急な首・腰等の痛み、引きにくい痛みに関してはとても関係してきます。
電解質の役割は、大きく言って三つあります。ひとつは体の中の電気的信号(神経の刺激)をイオンの形で周囲に広げる作用。二つ目は筋組織の収縮と弛緩をコントロールする作用。そして最も大きいのは細胞の浸透圧を調節する作用です。(脱水だとかそういうやつですね)電解質自体は多くは腎臓で代謝され、排泄されますがそのコントロールには副腎皮質ホルモンなどがかかわります。また汗の形で排泄されることも。電解質は高度な恒常性(狂いずらさ)を保っており、これが狂うと、神経の働きや心臓をはじめとする筋肉の運動が失調するため、急激な痛みを発生させます。
これは車に例えると、どんな高級車で部品、車体がしっかりしていても、電機系統が働かなければ動かなくなり、最高級車でも冷却水が足りなくなればオーバーブローしてしまいます。
これからの時期、体調管理がうまくいきにくい時期に入ります。
当院では日常生活の管理を重要視し、皆様にマッチした生活管理を提案させて頂いております。急な痛みにはくれぐれも、気をつけましょう。
この時期、皆様と一緒に乗り切って行けたらと思います。
(有)まえだ接骨院 院長 前田 一博