福井市 ひざ痛
「ひざ痛」を発症する原因と症状について
体重を支えると共にスムーズな動きを要求されるひざ関節は非常にストレスのかかりやすい部位のひとつです。
また首や肩などがある程度痛くても日常生活における行動範囲には大きな変化はありませんが、ひざが痛いと歩くことや立ち上がることも苦痛で日常生活に支障があります。
ですから大切にいたわってあげる必要があって、何らかの違和感が起きた場合には、放置せずに症状の軽いうちから適切な対処を心がけるようにしましょう。
そこで「ひざ痛」を発症する原因と症状について知っておくと役立つことでしょう。
スポーツで行う様々な動きは膝に過度な負担をかけてしまいケガや事故につながります。
そんなケガや事故が原因で発生するひざの痛みは、酷使してしまって引き起こすものと、突発的なアクシデントによるもの2種類あります。
これらに関しては整形外科などの専門医よる治療が必要です。
主な病名としては、半月板損傷・靭帯損傷・腸脛靭帯炎・膝蓋腱炎・鵞足・オスグッド病などがあります。
また、骨や軟骨に発生する腫瘍・ウイルス性疾患など、ひざ以外で起こる疾患や生体機能の異常が原因で起こることもあります。
中には原因不明なものや生まれつきのものもありますし、遺伝性や後天性のものなど様々な種類があって多種多様です。
これに関しても専門医の治療が第一になるでしょう。
主な病名としては、骨肉腫・関節リウマチ・有痛性分裂膝蓋骨などがあります。
ただ、これらはある意味特別なケースであって、身近な「ひざ痛」の主な原因となるのは、加齢による劣化や日常生活での摩耗・劣化によるものです。
実は、悲しいことに人間の骨や筋肉と言った組織は、一般的に30歳を超えた頃から衰えてくると言われていますし、特に軟骨に関しては加齢による影響は顕著です。
それは、軟骨には血管が通っていないために、再生することが非常に難しいからです。
特に膝は骨・軟骨の劣化が早くて、劣化の影響が顕著に表れるために、関節の破損や変形から来る痛みがとても見られやすいのです。
ひざへの負担が日常生活でかけやすい人ほど発症の年齢が早いですし、ひざの障害や痛みも発生しやすいので注意しましょう。
中高年の方が訴えるひざの痛みの原因で最も多いのが、経年による膝関節の骨や軟骨がすり減ったりして変形している状態の「変形性膝関節症」です。
主な症状は、立ち上がるや立った状態から座る、1歩目を踏み出すや停止している状態から膝を動かすなどの時に痛みが出ます。
また、こわばって動きが悪くなるなどひざの動きが制限されたり、膝に水が溜まったりします。
その他、膝の皿と大腿骨の関節に炎症が起きた状態が原因で、ひざの皿の上方が痛むやこわばった感じ・腫れている感じがする「膝蓋大腿関節症」もあります。
ひざの皿を脱臼することが原因で、ひざに不安定感や違和感が起きたり、強い痛みが出たりする「膝蓋骨不安定症」もあります。
いずれにしても何らかの症状がみられる時は、専門医による検査や治療を受けましょう。
あと整骨院での治療も改善につながることがあるので病院と整骨院の併用も良いでしょう。
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