福井市 変形性脊椎関節症
【変形性脊椎症とは】
変形性脊椎症とは、主に加齢によって生じるもので、初期の段階では、無症状である場合も多いのが特徴です。
椎間板とその後方の椎間関節のバランスによって、脊柱のスムーズな働きを担っているのですが、これらが変形し、異常な骨棘を形成することで、さまざまな症状を発症します。
症状については、初期段階で、無症状。
ただし、変形が進み、高度になると、慢性の疼痛や動きの制限、また人によっては、神経根症状が発症します。
神経根症状とは、腕や手指の痺れで、痛みは軽度の症状から、箸を持つことさえ困難になるケースもあります。
さらに、変形性脊椎症は、症状が悪化すると脊柱管を狭窄化することで、神経を圧迫する脊柱管狭窄症になる事もあります。
脊柱管狭窄症になると慢性的な腰痛のような症状からお尻、太ももの痛み、痺れや違和感、さらには、肛門周辺の熱感、排尿困難、歩行困難など下肢全体のトラブルを引き起こします。
【変形性脊椎症の原因や症状について】
変形性脊椎症の原因は、加齢による椎間板の傷つき、椎体の硬化、変形によって骨の棘を形成するのが原因です。
進行の程度は、個々によって異なるため、症状の出現にも違いがあります。
痛みの出現タイミングは、長距離歩行の後、長時間同一の姿勢をとった後、転倒による強打、重い荷物をもった後に発症します。
さらにこれらの負担を日々積み重ねることで、次第に症状の悪化も見られます。
高齢者の場合、出現のきかっけとなる時期から3,4日おくれて痛みが現れる事もあります。
軽度の変形性脊椎症の場合、痛みが出現してからしばらく安静にすることで次第に痛みや違和感が軽減されます。
しかし、なかなか痛みが改善されない場合は、別の病気の危険性が症状の悪化による慢性化の危険性も高いので、早期に接骨院、整形外科などで治療を行ないましょう。
ただ、病院の場合は、具体的な病気の発見が出来ない場合は、一時的な外用薬、内服薬などで対応する場合もありますので、根本的な改善にはいたりません。
その場合は、接骨院など東洋医学が有効です。
接骨院では、手技でその方の身体や症状に適した施術をオーダーメードで実施しますので、高い改善効果が得られます。
場合によっては、温熱療法やコルセット、鍼灸等も取り入れた固定、血行促進なども行ないますので、病院での経過が思わしくないという場合は、接骨院で相談してください。
【変形性脊椎症に効果的なツボ】
変形性脊椎症の予防改善には、適度な運動やストレッチ、マッサージなどがおススメ。
また肥満体質の場合は、身体の重量が腰や脊椎などに過度の負担を与えていると考えられるため、減量の必要もあります。
さらに血行不良は筋肉の働きを阻害し、骨や腱の成長を妨げ、老化を進行させますので、規則正しい食生活、バランスの取れた食事に気をつけ、身体の中から健康を考えるようにしましょう。
軽度の変形性脊椎症は、早期ケアによって大きく改善します。
手軽に出来る方法としてツボ押しもおススメです。
ツボは身体のいたるところに存在し、それは、臓器に繋がっているので、上手に取り入れることで効果は期待できます。
変形性脊椎症や腰痛に効果的なツボは、手の甲にあります。
腰腿点(ようたいてん)は手の甲の人差し指と中指の骨の分岐点の中央に位置、そして薬指と小指の骨の分岐点中央にあります。
それぞれのツボを親指の腹で3秒押し、3秒離すを繰り返し10回行ないましょう。
次に背中ウエストの辺りにある腎兪(じんゆ)です。
腰に手を当てると、背骨の左右にちょうど2個のくぼみを見つける事が出来ます。
腰が痛いな~と思ったら無意識のその部分を触っている方も多いのではないでしょうか。
腎兪(じんゆ)は腰周辺の血行促進効果が高く、変形性脊椎症ケアに最適です。
こちらも3秒押し、3秒離すを繰り返し10回行なってください。
ツボ押しは、いつでも出来る変形性脊椎症ケアなので、覚えておくととても便利ですよ。
福井市 変形性脊椎症なら、「(有)まえだ接骨院」にお任せください。