福井市 仙腸関節障害の症状と原因
【仙腸関節障害の症状と原因】
腰痛というのは、日本で3,000人弱の人が苦しんでいると言われています。
そんな腰痛の原因で多くあげられるのが、仙腸関節障害という病気です。
仙腸関節障害とは、背骨の骨である仙骨と腸骨間にある仙腸関節が、何らかの影響で微量に不具合が起きていることで発生する痛みです。
名前はむずかしいですが、決して難しい病気ではありません。
男女問わず腰痛の原因と言われており、老若男女を問わず多い傾向があります。
以下のような症状がある場合は、仙腸関節障害の疑いがあります。
・硬い椅子に座ると痛みが強く出る
・痛い方を下にして寝ることができない
・仰向けに寝られない
・寝がえりの時に腰が痛い
・立ち上がる時に腰が痛い
・朝方腰が痛い
このような症状がるのに正座は楽にできるというのが、仙腸関節障害の症状です。
仙腸関節を中心とした、腰などに痛みが発生することが大半です。
稀にお尻や足の付け根、太ももなどに痛みが走る場合もあります。
なぜ仙腸関節障害になってしまうのか、それはこれらの原因が挙げられます。
・出産
出産は、骨盤が広がってしまいます。
その際に、仙腸関節が緩くなることで、仙腸関節障害となってしまいます。
・デスクワークを長い時間行う
デスクワークを長時間行うと長時間同じ姿勢となり、仙腸関節に大きな負担がかかってしまいます。
その負担が蓄積してしまい、仙腸関節が緩くなり仙腸関節障害となってしまいます。
・自転車に乗ることが多い
自転車は長時間同じ姿勢になるので、それを長時間続けていると仙腸関節が緩んでしまい、仙腸関節障害となってしまいます。
【仙腸関節障害の治療方法】
仙腸関節障害の治療方法は、以下の方法があります。
セルフケアや専門医にお任せする治療方法まで、様々な方法があります。
・安静
軽度の痛みの場合は、安静が第一です。
痛みが治まるまでは動かず、寝ているようにしましょう。
軽度の仙腸関節障害の場合は、2~3日寝ているだけで症状が緩和していきます。
・骨盤ベルト
骨盤ベルトで固定をして、痛みをやわらげていく方法です。
骨盤ベルトには種類があり、前締めと後ろ締めの2つの種類があります。
痛みが軽くなる方を採用して、使ってみましょう。
こちらも、軽度な場合はかなり改善しますよ。
・痛み止め
痛みがひどい場合は、痛み止めで痛みをやわらげます。
あくまで痛みを抑える方法であり、改善方法ではありません。
モルヒネなどの強い薬を使うので、あまり体には良くありません。
・手術様々なケアで改善しなく不便な場合は、手術を行います。
仙腸関節の細かい動きを止めるための、手術です。
仙腸関節障害は手術を行うことは最終手段であり、全体の2%程度しかいません。
いかがでしたでしょうか。
仙腸関節障害は、適切な治療やケアをすることで、早期改善へと導くことができます。
おかしいなと思ったら、治療をして改善をしましょう。
重度になると厄介な状態になってしまうので、軽度の状態でケアしていくことが大事です。
福井市 仙腸関節障害の症状と原因なら「(有)まえだ接骨院」にお任せください